「繰り返す」ことが理解を深める

一度聞いただけでは分からなかったことが、二度、三度と触れるうちに、「あっ、そういうことか」と分かることがあります。

学習においても、この「繰り返し」はとても大切です。

ただし、まったく同じことを何度も繰り返せばよいわけではありません。同じ内容でも、数字を変えたり、見方を変えたり、少し難しくしたりすることで、子どもの理解は少しずつ深まっていきます。

SSKCLUBの教材も、この考え方を大切にしています。

たとえば、『わり算1』で学習した考え方が、『ABACUS5』でも形を変えて登場します。一度学んだことに再び出会うことで、「前にもやった」という記憶がよみがえり、これまでの学習と新しい学習が結びついていきます。

これは、学習した内容を繰り返しながら、少しずつ理解を深めていく「スパイラル学習」の考え方です。

「前に学んだこと」と「今学んでいること」をつなげる。

そのつながりに子ども自身が気づいたとき、知識は単なる「記憶」から、本当の「理解」へと変わっていきます。

指導力とは、単に教え方が上手であるということだけではありません。子どもの記憶や興味、理解の仕組みを考えながら、「もう一度」に意味をもたせることも、大切な指導力の一つなのです。

文責 SSKCLUB