読む力・算数の力は何が大切?

「うちの子は文字を読むのが苦手です。」
「計算はできても、文章題になると分からなくなります。」

読む力や算数の力は、文字や数字をたくさん覚えるだけでは身につきません。その土台となる力が育っていることが大切です。

まず必要なのは、言葉の音を聞き分ける力です。

例えば、「しか」という言葉は、「し」と「か」という2つの音(音韻)からできています。この音を一つひとつ意識できるようになると、文字と音が結びつき、読める言葉が少しずつ増えていきます。

次に大切なのが、分類する力です。

犬・猫・うさぎなど、見た目が違う動物でも、「犬は犬の仲間」「猫は猫の仲間」と分類できるようになることで、子どもの頭の中に「仲間」という概念が育ちます。特に算数では共通点を見つける力が重要です。

例えば、みかん3個、りんご3個、バナナ3本は、物の種類は違います。しかし、どれも共通して「3」という数で表すことができます。

子どもが「どれも3だね」と気付けるようになると、数は物の種類ではなく、「いくつあるか」を表していることが理解できるようになります。この理解が、たし算・ひき算、さらには文章題や割合など、すべての算数の基になります。

読む力と算数の力は、一日で身につくものではありません。音を聞き分ける力、分類する力、共通点を見つける力を一つずつ育てていくことが、子どもの将来の学力につながっていきます。

文責 SSKCLUB