知ってます?見取り算で鍛えられる能力

こんにちは。
茨城県つくば市竹園にあるそろばん教室
アバカスつくばで講師をしてます黒田です

見取り算って単に数字の「足す引くが早くなるだけ」と思ってる方が多いと思います。
今日は見取り算がどのようにお子さんの能力開発に役立つかお伝えします。

答えからいうと見取り算は「記憶力」が鍛えられます。
そろばんをやったことがある方は思い出して欲しいのですが。
見取り算は一列ごと数字を覚えて足していくんです。
5級の見取り算でも3桁もしくは4桁の数字を覚えてそれを正確にそろばんに置いていく。
1問につき数十個の数字を覚えて足していく競技なのです。
全珠連検定の1級では1問あたり44個、それが15問で660個の数字を覚えて足します。
当然記憶力も鍛えられます。

ですから見取り算を解いてるときは「記憶力も鍛えてるんだ」と意識してください。
人間の「意識する力」は凄いです。
分かりやすいのが筋トレです。
「今どこの筋肉を鍛えてるのか」それを意識するしないで、同じ練習量でも約3倍筋肉の付き方が変わります。
是非これから練習するときは「スピード」なのか「正確さなのか」など、今何を鍛えてるものを意識して練習してみて下さい。

話が少しそれてしまいましたが。
見取り算で短期記憶(ワーキングメモリ)を鍛えられれば脳の作業スペースが増えるそうです。
なにか机で作業してるとき狭い机では同時にたくさんの事出来ませんよね?
その机が広くなる感覚です。
会社で働いていると同時に複数の仕事が舞い込んでくることがあります。
見取り算で鍛えた能力で乗り切ってください。
アバカスつくばの子供たちが社会で活躍する人間になりますように。

PS
アバカスつくばでは初心者の為の「そろばんのやり方」、「そろばんの教え方」の動画を
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