そろばんと一緒に必ずやって欲しいもの。

茨城県つくば市にあるそろばん塾
「アバカスつくば」で講師をしている黒田です。

たまにこんな声を聞きます。
「そろばんが上手になってきて暗算力も上がったのに算数の成績が上がらない。」
なぜでしょう?

「そんな子には何が足りないのか!?」

それをテーマに今日は書きたいと思います。
最後にその解決策も載せてますので是非お付き合いください。

先に言わせて欲しいのがそろばんが出来れば算数のテストの点数は上がると僕は思います。
具体的に言わせてもらえば算数に出る問題は

「三角形の面積を求めなさい」
「時速60㎞で1時間半走ったら何キロ進む?」
etc……

このような問題というのは公式にさえあてはめたら、あとは「計算」です。
試験には単純な計算問題も出ます。
全部ではないにしろ算数では計算力を求められるシーンは多いのです。
ですから「そろばん」をしてる子は早く正確に解くことが出来るので、当然点数を取りやすい。
しかも早く解けるので時間が余り、見直しの時間も作れる。
人間ケアレスミスは誰にでも必ずあります。
見直しが出来る事で本来ミスする分の点数もカバーできる。
試験の点数は上がりやすいハズなのです。

では本題に入りましょう。
なぜ上がらない子がいるのか?

それは「読解力」にあると思います。

ウチの塾でよくある光景なのですが。
最初は僕が解説せず生徒に説明文を自分で読んでもらう
そして問題を解いてもらうという時があります。
そうするとどんなことが起こるのか?
子供達は問題に出てくる数字や図形だけをみて、勝手に問題を予想して解き始めるという子が多数現れます。

どんなに計算が出来ても問題文を理解していないと解くことはできません。
ですから今回のタイトルにも書いた「そろばんと一緒にやって欲しいもの」
それはズバリ「読書」をさせて欲しいのです。

僕は小学校の時の全く本を読みませんでした。
30歳過ぎてようやく本を読み始めて、もっと早くから読んでいればと後悔しています。
是非お子さんに読書の習慣をつけさせてあげて下さい。
読解力をつけさせてあげて下さい。

子供達は「読め!」と言っても読まないと思うので。

そういう時はお父さんお母さんが本を読んでる姿を見せてあげて下さい。
こどもは親の真似をするのが得意です。
是非やってみて下さい。

私の塾があるつくば市の竹園、並木地区は学力の高い学校が多いです。
そろばんだけでなく学力の面でもウチの塾の子には頑張って欲しいと思っています。

PS
・31ケ国16万人に行った調査でも家に本が多い家の子の方がテストの点数が高いというデータもあります。
平均的な点数になるのは家に80冊本があった子。
350冊までは本の数と比例して高かったそうです。
実際お子さんがその本を読んでなくてもテストの点が高くなったというのが驚きです。

PS
アバカスつくばでは初心者の為の「そろばんのやり方」、「そろばんの教え方」の動画を
YOUTUBEにアップしています。動画はこちらから。
https://youtube.com/channel/UCQoSQR2avcek1LlMVIyqhzA